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活気に満ちた教会

に新しく生まれること・癒し
第一科学者キリスト教会

キリスト教科学さきがけ』2011年11月 1日号より


親愛なる教会の会員と、友なる皆さまへ

来るべく1年間のテーマとして定めました「活気に満ちた教会」について、お伝えしたいと思います。

教会という理念は、過去何世紀にも渡って、キリスト教の伝統の中でさまざまな形で定義されてきました。ある人々にとって、教会という考えは、神性なるものと心を通わせる安全で平和な場所を思わせることでしょう。また、ある人々は、教会とは、同じような考え方を持つ人々の集い、親睦を深めるコミュニティー(地域社会)であると、考えるかもしれません。キリスト教科学者にとって、教会は、場所とか人の集い(コミュニティー)よりも、はるかに大きな意味を持つものです。私たちは、皆さまと共に、教会が持つ霊的基盤、また、教会が人を目覚めさせる力について、探求することを楽しみにしております。

メリー・ベーカー・エディは、このような教会についてのより高められた理念と一体となる唯一の方法は、「から新たに生まれ」、「癒し」を通してである(『科学と健康』、p.35)と理解していました。もっとも純粋な意味において、教会とは、真理の無限の理念の霊的構造であり、また、神性原理の超時間的な知恵に基づいたの限りない働きです。私たちすべてが、この限りない神性の理念を、更に発見し、実践するという賜物を受けているのです。

これから1年のあいだに、どなたでもご参加いただける地域の教会サミットを、2、3か所で、その地域にお住まいのキリスト教科者たちと力を合わせて開催するため、用意を進めています。これらの集会は、地域の必要に応えるように企画された講演や話し合いを中心に、『母教会規範』の簡潔で、霊感を受けた導きに従って企画されます。年次総会前の週末には、ボストンなど教会サミットに参加を希望する地域においては、教会サミットに関連する活動が行われます。(詳細については、christianscience.comをご覧ください。)そして、本年10月から、christianscience.comに特設コーナーが設けられており、教会の持つ意識を高揚させる力についての、皆さまの洞察、インスピレーション、経験などを分かち合う場となりますように願っています。

唯今より、この「活気に満ちた教会」が始動します。私たちが、の教会に目覚め、私たちのコミュニティーと世界のために用意されているの豊かな収穫に目覚めることの、意義と可能性を探究することに、皆さまもご参加くださることを、心より願っております。


皆さまのご意見やご質問を下記までお寄せ下さい:
CHURCH ALIVE 
210 Massachusetts Avenue, P06-10
Boston, MA 02115-3012
churchalive@christianscience.com

『さきがけ』の使命

1903年に、メリー・ベーカー・エディは、『キリスト教科学さきがけ』を創刊しました。その目的は、「真理の普遍的活動と有用性を宣言する」ことでした。ある辞書によると、『さきがけ』定義は「先発の使者」(先触れ、先駆け)ー 後に起こる事が近づいていることを告げるために先立って送られる者、使者」であり、『さきがけ』という名称に重要な意味を与えています。さらにまた、この定義は、私たちの義務を指し示しています。それは私たち一人一人に課せられた義務であって、私たちには、私たちの『さきがけ』がその責務を十分に果たしているか見届ける義務があるのです。この責務はキリストと不可分であって、まず初めに、イエスが、「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ」(マルコ 16:15)と述べて、表明したものでした。

Mary Sands Lee (メリー・サンズ・リー)、Christian Science Sentinel, 1956年 7月 7日

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