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独立した健康

『キリスト教科学さきがけ』2020年10月 9日号より

このデイリーリフトは、christianscience.com/jp でもお聞きいただけます。


つい最近私は、『キリスト教科学クオータリー』という冊子にそって、「生命」について、キリスト教科学の聖書教課を読んでいました。キリスト教科学において、「生命」とは、のことを意味しています。その聖書教課を読んでいると、ある表現が頭に思いつきました。それは「独立した健康(ヘルス)」という言葉でした。私はクスッと微笑んでいました、というのは、英語でよく耳にするフレーズで、「独立した財産(ウェルス)」という韻をふんだような言葉を思い出したからです。「独立した財産(ウェルス)」とは、つまり、巨大な資産を持ち、何でもやりたいことを好きなようにやれるだけの財産を持っている人々を指します。そのような人たちは、経済状況や仕事面に影響されたり、頼る必要がありません。必要な資源を十分に持っているので、心配なく、完全に独立して生活出来るのです。

この「独立した健康」という表現にインスピレーションを感じた理由は、メリー・ベーカー・エディが書いた『科学と健康-付聖書の鍵』にある次の文章を知っていたからです。「生命は現在も、これまでも常に、またこれからも永久に、物質から独立したものである;それは生命であり、人はの理念であって物質的ではなく、霊的に形造られており、衰えたり、塵になったりするものではないからである」(p.200:10)。

私たちが自分たちの健康を考える時、健康とは肉体や、環境的・遺伝的要因といった、様々な要因に依存するものと考えがちです。しかし、キリスト・イエスが証明したのは、私たちの健康においても、実は、に頼ることが出来、健康とは100パーセント霊的であるということでした。は無限の善・無限のであり、健康はを真に理解することによって経験されるということです。そして、キリスト・イエスは単に教えを説いただけではなく、実際の癒しを通して健康を証明したのです。

その週の聖書教課に含まれていた聖書からの引用に、12年もの間、長血(ながち)を患った女性が、イエスに、即座に癒された話がありました。またある少女が、キリストによって死の床からよみがえった話もありました。イエスは、が生命そのものであり、その結果、生命は完全に守られ、安全であるという揺るぎ無い確信を証明したのです。

ですから、先に述べた文章を、次のように読み替えることも出来ます:「『健康』は現在も、これまでも常に、またこれからも永久に、物質から独立したものである…」 。それが意味するところは、私たち自身も、創造主であるから霊的に賜った健康を、証明できるということです。そうです、私たち一人一人が、実は「完全に独立した健康」を、本来与えられているのです。

『さきがけ』の使命

1903年に、メリー・ベーカー・エディは、『キリスト教科学さきがけ』を創刊しました。その目的は、「真理の普遍的活動と有用性を宣言する」ことでした。ある辞書によると、「さきがけ」の定義は「先発の使者」(先触れ、先駆け)ー 後に起こる事が近づいていることを告げるために先立って送られる者、使者」であり、『さきがけ』という名称に重要な意味を与えています。さらにまた、この定義は、私たちの義務を指し示しています。それは私たち一人一人に課せられた義務であって、私たちには、私たちの『さきがけ』がその責務を十分に果たしているか見届ける義務があるのです。この責務はキリストと不可分であって、まず初めに、イエスが、「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ」(マルコ 16:15)と述べて、表明したものでした。

Mary Sands Lee (メリー・サンズ・リー)、Christian Science Sentinel, 1956年 7月 7日

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